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好きなことをまとめた備忘録的なそれ。

Kicadで基板を作りたい。

Kicadで基板を作りたい備忘録。バージョンが上がって非常に操作しやすくなった。

 

回路図エディター

回路図エディターは回路図を作成するツール。【LTspice】よろしくで回路図を書く。

回路図ができたら部品とフットプリントの対応付けを行う。

 

みんな大好きピンヘッダ。 ピンヘッダはシンボル追加ボタンをクリックした後に

1x0* *=生やしたいピンの数。 画像は4ピンの場合。1x04でおk

フットプリントは、Connector_PinHeader_1.27mm ←誤り を探すよさげ。垂直はV,水平はH

Connector_PinHeader_2.54mm:PinHeader_1x07_P2.54mm_Vertical を選択すること!!

PCBエディター

基板の枠を作成する

部品のフットプリントを転送する前に基板の外枠を作っておいてもよい。

edge.Cutsレイヤーにするのをお忘れなく。デフォルトだと水平、垂直、45度に制限のチェックが入っていない。チェックを入れておくと直角に線が引ける。

グリッドのパターンを適宜調節しておく。

部品(フットプリント)を転送する。+部品の自動配置

回路図で行われた変更で基板を更新をクリックすると回路図のフットプリントが転送される。

部品配置がそれなりにだるい← ので自動配置をしたい場合は画像のようにする。

基板外(edge.Cutsで作った枠)の部品(フットプリント)を行う or 選択した部品(フットプリント)で行うかはその時々で選択してほしい。

ベタGNDを作成する。

各部品を接続した後、基板表面(フロント)側、基板裏面(バック)側にベタGNDを設定する方法。

表面を行うには、F.Cuレイヤーを選択して塗りつぶしゾーンを追加をクリック。

回路図でしっかりGNDを配置・接続していないとネットリストにGNDが出てこない。

導体ゾーンのプロパティでGNDを選択した後にOKをクリックする。

ベタGNDを行いたい箇所を囲んだ後に囲んだゾーン内で右クリック、ゾーン→ゾーンの塗りつぶしでおk

裏面を行う場合は、B.Cuレイヤーを選択してから同様操作でおk。

3Dビューアーを見てニヤニヤする。

基板の実装状態を確認するには、3Dビュアーを用いる。ニヤニヤする。

イメージコンバーターを用いてシルクに画像を入れ込む。

自作基板といえば、萌え萌えなキャラクターが基板のシルク面を彩っている。

その作り方。イメージコンバーターを起動して転写したい画像を読み込ませる。

モノクロ画像を見ながらモノクロ閾値を調整する。出力フォーマットはmod(フットプリント)を選択すること。

空白行を追加して、modファイルを出力したフォルダを選択する。

 

フットプリントを追加から出力したフォルダ名が見えてくるので選択する。

出力されたフットプリントをダブルクリックする。

リファレンス識別子の表示がうざいのでチェックを外す。 裏面に配置する場合は、

面:を裏面にしておく。 

配列を作って面付を行う。

寸法線を追加

適当なレイヤーを選択して配置→寸法線の追加をクリックして寸法線を書いておく。

配列を作成する。

基板のすべて選択→右クリック→特殊ツール→配列の作成

x、yの値は、寸法線で表示されている値を参照する。

完成。

User Eco2レイヤーでV-cutをお願いしたい箇所を線を入れるらしい・・・・(未確認)

 

基板を発注してみた。

めちゃくちゃ時間がかった。 送料が一番安いのだと2週間ぐらいで作成→到着した。

ドリルなどは、基本的にそのままでおkだった。 初めてPayPalで決済をした。

基板10枚で1000円ぐらい。ピンヘッダのピッチを大幅にミスをした以外は満足の出来栄え。

 

オリジナルのフットプリントとシンボルを作成する。

フットプリントの作成

回路図エディタからフットプリントの作成、削除、編集をクリックする。

フットプリントを格納するライブラリ(フォルダ?)を選択し、フットプリントの新規作成をクリックする。 名前と表面実装かスルーホールかを選択する。

 

silkscreenレイヤーで長方形などを用いながら、作図をしていく。

ブログ用だから今回は適当だけど、目標の部品があるのであれば、データシートなどを参考にきっちりとした寸法で作成する。特にスルーホールの間隔は要注意。

 

フットプリント作成時に寸法を調べたい時は、測定ツールが便利。

 

パットの番号を修正したい場合は、対象のパットをダブルクリックする。
シンボルのポート数=フットプリントのパット数でないとエラーが出るので注意。

あと、シンボルのポート番号とフットプリントのパット番号もリンクさせる。

例:シンボルにおいてGNDが1番に接続されるなら、フットプリントのパット番号1番はGNDが接続されるように作図する。

パットの種類も対象パットをダブルクリックで変更可能。 表面実装にするのであれば、表・裏のどちらのレイヤーにするか選択する。

保存して終了する。

シンボルの作成

回路図エディタのシンボルの作成をクリックする。

シンボルの新規作成をクリックする。シンボルの名前、格納場所(ライブラリ)を選択し、okをクリックする。

適当に長方形などで作成する。(シンボルは寸法は適当でよいと思っている。)

ピンを追加する。ピン番号とピンのタイプを選択する。 この番号はフットプリントの番号とリンクすること。

適当に作成してみた。

 

作成している回路図に作成したシンボルを割り込ませてみた。

フットプリントの割り付けでシンボルとフットプリントを割り付ける。

PCBエディタでも作成したフットプリントが出現する。

ピンの接続先も回路図とリンクしている。