neo3016.log

好きなことをまとめた備忘録的なそれ。

Zabbixで機器を監視したい。

ProxmoxのVMにZabbixをインストールしたときの記録

Proxmoxに何でもよいのでVMを作成しておく。

www.zabbix.com

Zabbixのサイトに指南書としてコマンド等が記載されているので、その通りで設定していけばおk。なのだが、若干違うのでその記録もしていく。

# wget https://repo.zabbix.com/zabbix/6.4/ubuntu/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_6.4-1+ubuntu22.04_all.deb
# dpkg -i zabbix-release_6.4-1+ubuntu22.04_all.deb
# apt update

# apt install zabbix-server-mysql zabbix-frontend-php zabbix-apache-conf zabbix-sql-scripts zabbix-agent

//×# mysql -uroot -p × ←これはできないので、インストール後 sudo mysqlでデータベースに入る。

# sudo apt install mysql-server
# sudo mysql

password
mysql> create database zabbix character set utf8mb4 collate utf8mb4_bin;
mysql> create user zabbix@localhost identified by 'password';
mysql> grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost;
mysql> set global log_bin_trust_function_creators = 1;
mysql> quit;

# zcat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/server.sql.gz | mysql --default-character-set=utf8mb4 -uzabbix -p zabbix
※passwordの設定

# sudo mysql
mysql> set global log_bin_trust_function_creators = 0;
mysql> quit;

# sudo vim /etc/zabbix/zabbix_server.conf
※DBPassword=password のコメントアウトを無くして設定を有効化

# systemctl restart zabbix-server zabbix-agent apache2
※パスワード(sudoを行うためのログインパスワード)をたくさん投入する。 AUTHENTICATION COMPLETE になればおk

# systemctl enable zabbix-server zabbix-agent apache2
※パスワード(sudoを行うためのログインパスワード)をたくさん投入する。 AUTHENTICATION COMPLETE になればおk

http://192.168.150.11/zabbix/
http://サーバのIPアドレス/zabbix/ にアクセスする。

参考文献
https://www.zabbix.com/jp/download?zabbix=6.4&os_distribution=ubuntu&os_version=22.04&components=server_frontend_agent&db=mysql&ws=apache
https://www.robata.org/docs/zabbix/login-01.html
https://qiita.com/nayatama78/items/6aadfba3ad2b52baa5c1
https://qiita.com/CyberFortress/items/3d06ceaa11ed3793b04a


http://サーバのIPアドレス/zabbix/ にアクセスするとこんな感じ。適当に設定をしていく。


デフォルトは、Usernameが「Admin」でPasswordが「zabbix」


ログイン後のダッシュボード。まだ、対象ホストが登録されていないので、何もない。

ホストグループの作成


ホストを登録するために、名前は任意のホストグループを作成する。

ホストの登録


インターフェースからSNMPを選択して、対象装置のIFに設定されたIPアドレスを指定する。
メモ:Cisco製品 SNMPv2 YAMAHA製品 SNMPv1 で監視が可能になりました。

テンプレートの選択


受信するSNMPのデータのテンプレートを選択しておく。


今回は、Cisco製品のSNMPv2のデータなので、ネットワークデバイス→Cisco IOS SNMPv2 を選択する。
もし、YAMAHAルーターなどは、プリセットのテンプレートがないので、自作するか他からダウンロードしたものをインポートなどする。

コミュニティ名の確認


コミュニティ名は、デフォルトだとpublic 変更したければ、変更する。

//Ciscoのコンフィグ情報
snmp-server community public RO
snmp-server host 192.168.150.10 public
snmp-server community コミュニティ名 RO
//※RO=リードオンリー / RW=書き込み・読み込みを可とする
snmp-server host zabbixサーバIP コミュニティ名

これで、おうちのNW機器を監視することができるよ。

Proxmoxのサーバをホストとして登録する(zabbix_agent)

Debianベースのディストリビューションであれば、ラズパイやらなんでも可能っぽい。

apt install zabbix-agent 
//aptでzabbix-agentをインストールしておく。

vim /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
//設定ファイルの編集(zabbixサーバIPアドレスの登録)
[f:id:neo3016:20240124222030p:plain]
//Server=127.0.0.1 のループバックアドレスを編集すればおk

[f:id:neo3016:20240124222105p:plain]
//ホストネームをServerなどに編集しておく


zabbix上でホストを登録する。 テンプレートなどは、上記参考のこと
zabbix_agentのテンプレが最初から入っているのでそれを活用
テンプレートは、Linux by zabbix_agent でおk

ホストグループは、とりあえず、Linux_serverで問題ないと思われる。
あとは、ダッシュボードに好きなグラフなどを載せたりお好きにする。

アラートをYahooメールで通知させる(雑)


メディアタイプ→メールを有効にする

メディアタイプでYahooメールで送信できるようにパラメータを入れ込む。んで更新

通知→アクション→トリガーアクション

適当に名前を入力 実行条件で通知をさせたいアラートレベルを選択する。今回はとりあえず全部を選択した。

実行内容→追加で実行する内容を追加していく。

ユーザーに送信でユーザを追加する。(Adminとguestを追加したけど、Adminだけでよさそう)
次のメディアのみ使用の箇所をEmail にする。

ユーザーの設定


ユーザー→ユーザーからメディアを選択

メディア→タイプ→送信先を送信したいメールアドレスを入力する→通知したいアラートレベルを選択する→有効にチェックをする。