Visual Studio Code(以下:VScode) で C言語を用いてRaspberry Pi Pico(以下:ラズピコ)を制御してみた。
ライブラリが豊富と聞き、C言語でラズピコを制御してみたくなった。
そこで、VScodeを使って開発環境を構築してみた。
環境構築の過程で何か所が苦戦したポイントがあったので、記録しておく。
日本語パスで文字化けを起こす。
インストーラーのデフォルトパスがドキュメント配下になっていた。ドキュメントが日本語で設定されているので、VScodeで実行した際に文字化けしてしまっていた。
Cドライブの直下にインストール先を変更した。
Nmakeが動かない。
ビルドは成功するけれど、with exit code 1 となってしまって、uf2ファイルが生成されない問題にぶち当たった。
この問題は、下記コマンドを実行できない(≒実行権限がない)ことが原因だった。
① "C:\Program Files\CMake\bin\cmake.EXE" --build c:/Pico/pico-examples/build --config Debug --target blink -j 10
解決方法として、VScodeのターミナルで開発者用のコマンドプロンプトを起動。-②
(%comspec% /k "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\BuildTools\Common7\Tools\VsDevCmd.bat")
※パスは個人によって違うかもしれないので、要調査。VsDevCmd.batを探す。
②起動後に①のコマンドを実行するとuf2ファイルの生成ができた。
まとめ。
② %comspec% /k "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2019\BuildTools\Common7\Tools\VsDevCmd.bat" を実行してVScodeのターミナルを開発者コマンドプロンプトモードにする。
"C:\Program Files\CMake\bin\cmake.EXE" --build c:/Pico/pico-examples/build --config Debug --target blink -j 10 を実行してビルド実行 uf2ファイルを生成。
C:\Pico\pico-examples\build の各サンプルフォルダ内にできたuf2ファイルを
ラズピコをBOOTSELボタンを押したままUSB接続して、出てくるドライブにドラッグアンドドロップして実行する。