Cisco Aironet 1420AGを実は、こっそり持っていた。 Webベースで設定ができるのだけど、よくわからず放置していた。 (設定の反映がいくらやっても出来ない。)
IPPhoneで電話が出来たことが予想以上に嬉しくて放置していたCisco Aironet 1420AGでWi-Fiを設定してみた記録。
コンソールでの設定
Aironet 1420AGにコンソール接続をしてconfigurationモードにて
!SSIDの設定! dot11 ssid <設定したいSSIDを指定> ! "<設定したいSSIDを指定>"というssidを設定するモードに入る! authentication open ! Open認証を有効にする! authentication key-management wpa version 2 ! WPA2を有効にする! guest-mode ! SSIDを公開する! wpa-psk ascii 7 <設定したいパスワード> ! PSKを設定する! exit !無線LANの設定! ! interface Dot11Radio0 ! 802.11インターフェースを選択(0 = 2.4GHz, 1 = 5GHz)! no ip address no ip route-cache ! encryption mode ciphers aes-ccm ! 暗号化方式をAES-CCMにする! ! ssid <作成したSSIDを指定> ! antenna gain 4 ! ! アンテナのゲインを指定する ! channel 2437 ! ! チャンネル(2437MHz = 6ch)! station-role root ! 役割をブリッジ(=AP)とする! bridge-group 1 bridge-group 1 subscriber-loop-control bridge-group 1 block-unknown-source no bridge-group 1 source-learning no bridge-group 1 unicast-flooding no shut end !
上記コマンドを入力するとWi-Fiの設定をすることが出来た。
SSHで接続して設定する。
Aironet 1420AGはSSH機能が実装されている。 FEのポートにLANケーブルを接続すると、DHCPによって自動的にIPアドレスが付与される。 付与されたIPアドレスにブラウザでアクセスすると、Webベースの管理画面が表示される。(当初はこの画面で挫折した。)
左側のSecurityのタブをクリックする。
Ciscoなるユーザーが既存で設定されているがReadOnlyになっている。。 (当初挫折した設定が反映されない現象もReadOnlyユーザしか、いなかったかもしれない。。。)
Read-Writeのユーザーを作成する。
SecurityタブのAdmin Accessをクリックするとユーザーを作成する項目が出てくる。
Read-Writeのユーザを作成した図
SSHを有効化する。
Serviceタブのtelnet/SSHをクリックするとTelnet,SSHの設定画面が出てくる。 Read-Writeのユーザを設定するのが肝。ReadOnlyのユーザーだとSSH接続したときに弾かれる。 設定が完了したら、TeraTeamでSSH接続すればおk
結び
とりあえず、Wi-Fiの設定が出来てよかった。これでスマホと作成したネットワークに接続ができる。最終的には、下図みたいなネットワークを構築したい。(組み合わせるだけだからそんなに時間はかからないと思う。)