neo3016.log

好きなことをまとめた備忘録的なそれ。

Cisco Aironet 1420AG でWi-Fiを設定してスマホと接続したい。

Cisco Aironet 1420AGを実は、こっそり持っていた。 Webベースで設定ができるのだけど、よくわからず放置していた。 (設定の反映がいくらやっても出来ない。)

IPPhoneで電話が出来たことが予想以上に嬉しくて放置していたCisco Aironet 1420AGでWi-Fiを設定してみた記録。

コンソールでの設定

Aironet 1420AGにコンソール接続をしてconfigurationモードにて

!SSIDの設定!
dot11 ssid <設定したいSSIDを指定>       ! "<設定したいSSIDを指定>"というssidを設定するモードに入る!
   authentication open             ! Open認証を有効にする!
   authentication key-management wpa version 2 ! WPA2を有効にする!
   guest-mode                 ! SSIDを公開する!
   wpa-psk ascii 7 <設定したいパスワード> ! PSKを設定する!
exit



!無線LANの設定!
!
interface Dot11Radio0  ! 802.11インターフェースを選択(0 = 2.4GHz, 1 = 5GHz)!
 no ip address
 no ip route-cache
 !
 encryption mode ciphers aes-ccm ! 暗号化方式をAES-CCMにする!
 !
 ssid <作成したSSIDを指定>
 !
 antenna gain 4   ! ! アンテナのゲインを指定する !
 channel 2437    ! ! チャンネル(2437MHz = 6ch)!
 station-role root       ! 役割をブリッジ(=AP)とする!
 bridge-group 1
 bridge-group 1 subscriber-loop-control
 bridge-group 1 block-unknown-source
 no bridge-group 1 source-learning
 no bridge-group 1 unicast-flooding
 no shut
 end
!

上記コマンドを入力するとWi-Fiの設定をすることが出来た。

SSHで接続して設定する。

Aironet 1420AGはSSH機能が実装されている。 FEのポートにLANケーブルを接続すると、DHCPによって自動的にIPアドレスが付与される。 付与されたIPアドレスにブラウザでアクセスすると、Webベースの管理画面が表示される。(当初はこの画面で挫折した。)

左側のSecurityのタブをクリックする。

Ciscoなるユーザーが既存で設定されているがReadOnlyになっている。。 (当初挫折した設定が反映されない現象もReadOnlyユーザしか、いなかったかもしれない。。。)

Read-Writeのユーザーを作成する。

SecurityタブのAdmin Accessをクリックするとユーザーを作成する項目が出てくる。

Read-Writeのユーザを作成した図

SSHを有効化する。

Serviceタブのtelnet/SSHをクリックするとTelnet,SSHの設定画面が出てくる。 Read-Writeのユーザを設定するのが肝。ReadOnlyのユーザーだとSSH接続したときに弾かれる。 設定が完了したら、TeraTeamでSSH接続すればおk

結び

とりあえず、Wi-Fiの設定が出来てよかった。これでスマホと作成したネットワークに接続ができる。最終的には、下図みたいなネットワークを構築したい。(組み合わせるだけだからそんなに時間はかからないと思う。)

参考文献

www.mizucoffee.com